取水口からヘッドタンクまで

取水口

 

まだ雪がある寒い時期に施工しました。

寒い中とても大変でした。

この時期の川はとても冷たく、手がかじかんでしまいました。

配筋を行っています。綺麗に組んでくれました。

型枠の設置

とてもきれいに型枠が組めました。

これでコンクリートを打設します。

除塵機の設置

 

  

  

取水口にはオーストリアのStocker社製「Qベアーコアンダ取水設備」を採用しました。

この設備は、取水口が微細目スクリーンになっていて、水は隙間から流れ落ち、落ち葉などの ゴミは川の水圧で下に落ちていくという構造になっています。

そのため間詰まりなどが少なく、自動洗浄型なので大変助かります。

川に生息するヤマメやマスなどの魚もヘッドタンク内に入り込む心配もありません。

安心して取水することができます。

 

 

 

ヘッドタンク

ヘッドタンクとは取水した水を溜め、砂やゴミを取り除くために設置します。

 

ヘッドタンクの設置にとりかかります。

型枠を組んでいるところです。

次に鉄筋を組みました。

すごく丁寧できれいに組めました。

 

  

コンクリートを打込んでいるところです。

スラブ部等丁寧に打込みました。

型枠もしっかり固定されていてとてもきれいに仕上がりました。

 

 

ヘッドタンクが完成しました。

ここで取水した水を溜め、砂やゴミを取り除きます。

沈砂池の役割をはたします。

 

 

 

ヘッドタンクの中はこのような感じになっています。

奥にスクリーンを設置して取水口をすり抜けてきたゴミを取り除きます。

また、タンク内には水量が多くなってしまったときのために排水パイプを設置しています。これは手動で取り外せるようになっています。これにより、パイプを引き抜いた穴からタンク内にたまった砂や泥も排出することが可能です。

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